報道内容
【産経新聞】2022年3月1日
自宅に住まわせた知人女性に売春をさせ、売り上げを家賃などの名目で納めさせていたとして、警視庁保安課と板橋署は売春防止法違反の疑いで、東京都板橋区双葉町の無職、嵩原(たけはら)ゆき乃容疑者(33)と夫の防水工、優力(ゆうき)容疑者(29)を逮捕した。2人は「強制はしていない」などと容疑を否認している。女性は少なくとも約600回の売春を行い、約860万円を2人に納めていた。
保安課によると、ゆき乃容疑者は平成30年2月にインターネットの動画投稿サイトを通じて女性(26)と知り合い、生活に困っていた女性に対して自分たちとの同居を勧めた。同11月から女性と女性の子供を自宅に住まわせると、その後は優力容疑者とともに家賃などと称して女性から現金を巻き上げ始め、「金がなければ風俗で働け」などと言って女性に売春をさせていたという。
女性は、少なくとも約600回の売春で稼いだ約860万円のほぼ全てを2人に納め、2人からはその都度、千円以下の小銭しか渡されなかった。「働いている間は子供を2人に預けているので、1人では逃げられないと思った」などと話しているという。
逮捕容疑は令和元年7月13日頃から3年11月8日までの間、女性を自宅に住まわせ、売春させるなどしたとしている。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/c7703e4ec592c076a12ff7da6047ec69bfa91d71
【毎日新聞】2022年3月1日
インターネットで知り合った女性を同居させ、約600回にわたって売春させたとして、警視庁保安課は1日、東京都板橋区双葉町、無職、嵩原(たけはら)ゆき乃(33)と、同居する夫の防水工、優力(ゆうき)(29)の両容疑者を売春防止法違反(管理売春)の疑いで逮捕したと発表した。同課は、女性から受け取った約860万円を両容疑者の結婚披露宴代や、高級車の購入費用などに充てたとみて調べる。
逮捕容疑は2019年7月13日~21年11月8日、自宅の都営アパートの一室に同居させた女性(26)に598回にわたって売春させたとしている。女性が21年11月に板橋署に相談し、発覚した。ゆき乃容疑者は「売春していたことは知っていたが強制していない」、優力容疑者は「私と妻は売春させていない。本人が自発的にしていただけ」と容疑を否認しているという。
保安課によると、女性は動画投稿サイトを通じて知り合ったゆき乃容疑者から「行くところがないなら、うちに来なよ」と言われ、18年11月から現在3歳となる子どもを連れて同居を始めた。両容疑者は当初、女性を飲食店などで働かせていたが、その後、池袋の路上で男性に声を掛けさせるなどして売春させるようになったとみられる。女性は「仕事中は子どもの面倒を見てもらっていた。(両容疑者の)家を出て生活する自信がなかった」と話しているという。
引用:https://mainichi.jp/articles/20220301/k00/00m/040/075000c
【デイリー新潮】2022年3月7日
「ニュースを見てびっくりです。確かにどんな関係なんだろうと思って見ていました。ただ、表立ってトラブルはなかったし、女性がSOSを出しているようには見えなかった」。こう語るのは、先月末、シングルマザーの同居女性に売春をさせていた容疑で逮捕された夫婦を知る近隣住民である。
598回861万7000円
2月28日、警視庁保安課は、嵩原ゆき乃(33)と夫の優力(29)両容疑者を、26歳の女性に売春で稼いだ売上を上納させていたとして、売春防止法違反(管理売春)容疑で逮捕した。夫婦は女性と板橋区内の自宅アパートで同居。マインドコントロール下に置いていたと見られている。「スマホに残っていたデータによれば、2019年7月から昨年11月までに、女性は598回にわたり売春行為に及んでいた。稼ぎ出した額は861万7000円。その大半が嵩原夫婦に巻き上げられていたとみられます。女性は『1100万円くらい貢がされた』と警察に訴えています」(警視庁担当記者)
女性は18年2月、動画投稿サイトを通じてゆき乃容疑者と知り合った。当時1歳の息子がいたが、仕事もなく住む場所に困っており、ゆき乃容疑者が「それならうちに住みなよ」と誘ったことがきっかけで、18年11月頃から同居生活スタートした。
地獄の日々はここからだ。当初は数万円だった家賃が、日を追うごとに、12万円、17万円、30万円、40万円と値上げされていった。だが、女性は「夫婦に子供を預けており、独りでは逃げられない」と考え、要求通りに支払っていたという。住まいは都営住宅で、夫婦が払っていた家賃は数万円程度だったと思われる。
汚いビニール傘が十数本
「当初、女性はキャバクラで働いていましたが、カネが納められなくなると、夫婦に『風俗で稼げば』と持ちかけられた。鶯谷のデリバリーヘルスにとどまらず、池袋の出会いカフェや立ちんぼ、デリヘル客の“裏引き”まで。最初は2割納めるという話が徐々にエスカレートしていき、最終的には小銭以外は全て巻き上げられるようになってしまった」(前出・記者)昨年11月頃、知人のすすめで女性が警察に被害相談したことで事件が発覚した。一方、夫婦は取り調べに対し、「売春を強要した事実はない」と否認している。
彼らが住んでいた板橋区の都営住宅を訪ねた。無人となった部屋は、扉が汚れっぱなしで、窓の格子にビニール傘が十数本、乱雑に立てかけられていた。ここで被害女性は昨年11月頃まで、子供と一緒に嵩原一家と暮らしていたという。夫婦にも小学校高学年になる息子がおり、住人は全員で5人。間取りは3Kで、被害女性らには一番小さな4畳半の部屋があてがわれていた。
兄弟のように見えた
近隣住人の一人は、女性が赤ちゃんを連れて越してきた日のことを覚えていた。「旦那さんのように見えた男性を連れていました。赤ちゃんを抱っこしていたので、『かわいいですね』と声をかけると、二人とも喜んでくれた。その時は嵩原さんの家に遊びにいらしたのかなと思っていたのですが、いつの間にか女性と赤ちゃんだけが同居するようになっていたんです。旦那さんのように見えた男性は、それっきり見かけていません」
ただ、それから2年くらい住んでいたが、女性には困ったような様子がまったく見受けられなかったという。
「管理売春させられていたなんて報道を見ると、監禁状態にあったようにも思うじゃないですか。でも、彼女は自由に部屋を出入りしている感じでした。独りで濃い化粧をして出かけるのを見て、水商売なのかなと思ったことはある。5キロくらいありそうなお米を一人で担いで部屋まで運んでいましたし、気弱そうな女性にはまったく見えませんでした」(同)
部屋から、叫び声や物音なども聞いたことがないという。
「嵩原夫妻は女性の子供を自分の子供と一緒に連れて出かけていました。子供たちは、仲良い兄弟のようでした。逆に、被害者の女性が二人の子供を連れていることもあった。ただ、夫妻と女性が一緒になって出かけているのを見たことはないですね」(同)
なぜ2年も逃げ出さなかったのか
警察によれば、夫婦は女性から巻き上げたカネを、高級車やブランド物の購入費用、結婚披露宴の代金などにあてていたというが、「車は白いワンボックスの高級車でしたが、羽振りが良さそうに見えたのはそれくらいかな。奥さんは働いてなさそうでしたが、旦那さんはしっかり挨拶をしてくる方で、毎朝、作業着を来て仕事に出ていましたよ」(同)
なぜ女性が2年もの間、逃げ出さなかったのか、謎が残るばかりだ。マインドコントロールとは、かくも恐ろしいものなのか――。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/fa2cf0d00cb1f4f20970d8d0215bf8e76b57cf3d
【週刊女性PRIME】2022年3月8日
「まさか、そこまで酷い関係性とは思いませんでした。正体不明の不気味な一家ではありましたが……」
と容疑者宅と同じアパートに住む女性は絶句した。
インターネットで知り合った女性を自宅アパートに住まわせ売春させたとして警視庁保安課と板橋署の合同捜査本部は2月28日、東京都板橋区の無職・嵩原(たけはら)ゆき乃容疑者(33)とその夫で防水工の優力(ゆうき)容疑者(29)を売春防止法違反(管理売春)の疑いで逮捕した。「強制はしていない」などと否認しているという。
被害女性A子さん(26)が警察に駆け込んだため発覚。
被害者の取り分は売春1回で1000円
「A子さんは容疑者夫婦からアパートの家賃や生活費を払うよう求められ、金の工面に困ると“風俗で働け”と言われるようになった。2019年7月から21年11月までの約2年4か月、自宅から近い池袋の繁華街などに立って売春相手の客を取らされ、持ち帰った売り上げは夫婦が管理した。捜査で確認できた約600回で得た計約860万円のうち、A子さんへのキャッシュバックは1日あたり1000円未満。知人の助言でようやく警察に相談する決心がついたが、助言がなければいまだに“売春地獄”は続いていたとみられる」と全国紙社会部記者。
単純計算すると、売春1回で得たのは約1万4300円になる。容疑者夫婦はA子さんに請求する家賃月額を数万~十数万円単位でつり上げていき、最終的に月40万円の支払いを求めたという。
同じアパートの男性住人は、
「築30年ほどの古い物件で間取りは3DK。公営なので世帯収入によって家賃は異なるが、タワーマンションじゃあるまいし、どう考えたってそんなにかかるわけがない」
とA子さんが要求に従ったことを不思議がる。
同アパートの公開データによると、平均賃料は約2万3000円だから相当なぼったくりだ。なぜ、従ったのか。
「A子さんはシングルマザーで3歳になる子どもがいる。その子を産んだばかりのころ動画投稿サイトを通じてゆき乃容疑者と知り合い、育児相談に乗ってもらったのが同居のきっかけ。“行くところがないのならばうちにくれば?”などと誘われ、仕事中は子どもの面倒をみてくれるというので甘えることに。頭のあがらない支配下に置かれ、捜査当局はA子さんが一種の洗脳状態に陥っていたとみている」(前出の記者)
容疑者夫婦はA子さんの売り上げを自分たちの結婚披露宴の費用に充てたり、高級車やブランド品の購入に充てていたというからひどい。
複数のアパート住人が容疑者一家をいぶかしんでいた。
「引っ越しの挨拶もないし、周囲とのかかわりを避けていたので、若く見える優力容疑者とA子さんが夫婦だと思い込んでいた。ゆき乃容疑者は優力容疑者のお姉さんかな、と。同居は親族でないと認められないから。弟夫婦と住んでいる割には偉そうにしていて、一家の実権を握っている雰囲気だった」(古参住人)
関係者によると、容疑者夫婦には小学生の子どもがおり、子育て経験でもA子さんの先輩にあたる。
オマエと歩くのはイヤなんだよ!
優力容疑者は早朝から仕事に出かけていたが、ゆき乃容疑者は荒っぽい言葉遣いで子どもの面倒をみていた。「幼い子どもに向かって“おい、早くこい!”とか、“だからオマエと歩くのはイヤなんだよ!”とか、乱暴な口調で叱り飛ばす姿が目立った。優力容疑者は眉毛を剃り上げ、コワモテで近寄りがたかった。いつも迷惑な路上駐車をしていたが、関わり合うのが怖くてだれも注意しなかった」
と別の住人。
ゆき乃容疑者は体格がよく、肩を揺すって歩く姿は迫力があったという。
会釈しても容疑者夫婦はそっぽを向いて返さず、A子さんはしっかり返した。
「やせ型のA子さんだけが常識的だったので“ここの家の人?”と本人に尋ねた住人がいる。優力容疑者の妹だと説明したみたい。日中は長い髪をひとつに結わいて、ラフな格好で子どもをベビーカーに乗せて散歩していた。夜になるとお化粧をして派手な服装で出かけていくので、水商売をされているのかなと思っていた。売春強要なんて卑劣すぎる」(同・住人)
容疑者夫婦は本来、同居させられないA子さん親子をかくまい、売春するときに子どもを預かることでA子さんに心理的負担を与えた。
前出の記者は言う。
「2年以上も逃げ出さなかった理由について、A子さんは“容疑者宅を出て子どもとふたりで生活していく自信がなかった”などと話している。容疑者夫婦はあらゆる面でA子さんの上位に立ち、子どもを“人質”にしていたようなものだ。A子さんは“1100万円くらいは夫婦に渡した”とも話していることから、稼いだ金額や売春の回数などをメモに取っていたのもしれない」
子育てがたいへんだったせいか、婚姻時には披露宴をしていなかったとみられる容疑者夫婦。シングルマザーを食い物にした金で夢を叶え、祝福されようとは、そろって性根が腐っている。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/3999cd8f093105a23791e9a0dc8420ab91b88707
【テレビ朝日】2022年3月1日
3歳の子どもを持つシングルマザーの女性を東京・板橋区の自宅に同居させ、多数の客を相手に売春をさせていたとして、夫婦が逮捕されました。
無職の嵩原ゆき乃容疑者(33)と夫で自営業の優力容疑者(29)は2019年7月から去年11月にかけ、ネット上で知り合った20代の女性を自宅アパートに同居させ、売春をさせた疑いが持たれています。
警視庁によりますと、2人は、シングルマザーだった女性の育児相談に乗り、「働いている間は子どもを預かる」、「行くところがないならうちに住めば」と一緒に自宅に住むよう誘いました。
女性はキャバクラで働きながら2人の部屋の一室で子どもと共に生活を始めましたが、しばらくすると2人が家賃の支払いを求めるようになりました。
アパート自体の家賃は数万円でしたが、2人は女性に対し、月に12万円、17万円、30万円、40万円と家賃を釣りあげていき、支払えなくなると、「金がなければ風俗で働け」と要求したということです。
女性はおよそ600回売春をし、860万円以上を得ましたが、その金のほとんどが2人の手に渡っていました。
2人はその金を結婚披露宴の費用、車やブランド品の購入に充てていたとみられています。
女性が知人からの助言を受け、「居候していた家の住人に売春をさせられた」と板橋警察署に保護を求め、事件が発覚したということです。
2人は「本人が自発的に売春をしていただけ」「強制したことじゃない」などと容疑を否認しています。
警視庁は女性が2人の支配下に置かれ強要されていたとみて調べています。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/3eed900e78ff3b90a4d88d7284b6024f012a58c3
【FNNプライムオンライン】2022年3月5日
自宅に住まわせた女性に売春をさせて、その稼ぎを取り上げる。いわゆる「管理売春」をしていた疑いで夫婦が逮捕された。無職の嵩原ゆき乃容疑者(33)と、夫で自営業の優力容疑者(29)だ。被害女性と知り合い、売春を強要し始めたのは妻のゆき乃容疑者だったという。
甘い言葉で自宅に誘った妻
ゆき乃容疑者と被害女性は、2018年2月、動画投稿サイトを通じて知り合った。そしてSNSで連絡を取り合う仲になった。女性は、赤ちゃんを抱えるシングルマザーで、育児の悩みを相談するなどしていたそうだ。ある時、女性が「住むところが無くなる」と打ち明けたところ、ゆき乃容疑者から「行くところがないなら、うちに来れば?」との申し出があったという。さらに「働いている間、子どもを預かるよ」などの優しい言葉も・・・。
こうして2018年11月、女性は、容疑者夫婦と知り合って半年後に、同居を始めることになる。しかし、そうした甘言を受け入れてしまったことが、女性にとっての地獄の始まりだった。
家賃を請求され そして”売春”を持ちかけられる
いざ、女性が、容疑者夫婦と同居を始めると、家賃名目で金を請求されるようになる。部屋の家賃は数万円程度だったが、請求されたのは12万円。その後、17万円に値上げされた。そして高額な家賃を払えない女性に対し、ついに、ゆき乃容疑者は「風俗で働けば?」と持ちかけたという。その後、言われるがままに、女性は、“デリヘル”や“立ちんぼ”などの売春行為に手を染めていった。当然、女性の稼ぎも増えたが、それに合わせて請求される額もつり上がった。最終的に30~40万円もの”家賃”を求められるようになったという。
女性は、月100万円以上稼ぐようになったものの、その大半は、家賃や生活費名目で、容疑者夫婦に取り上げられていたそうだ。1000円以上の現金は、すべて納めるように言われ、手元に残るのは小銭のみ、という悲惨な状態だったという。
容疑者夫婦は、女性を金銭的に困窮させることで、「ここに住むしかない」という気持ちにさせ、マインドコントロールをしていたとみられている。
夫婦の”結婚式”代金まで負担させていた
ところが、「悪事」は、これにとどまらなかった。自分達が使う高級車の購入代金を、女性に負担させていた他、結婚した時には挙げられなかった披露宴を、わざわざ行い、その代金を請求していたのだ。没収した金は、高級ブランド品の購入などにもあてられ、容疑者夫婦は、女性から巻き上げた金で生活しているような有様だった。警視庁保安課によると、2019年7月以降、少なくとも600回の売春行為で860万円の稼ぎを確認。女性は「1100万円以上を夫婦に渡した」と話しているという。
女性が警察署に相談 「管理売春」が発覚
去年11月、女性が、板橋署に保護を求めたことで事件が発覚。悪夢のような生活は3年間に及んだという。調べに対して、ゆき乃容疑者は「女性がお金をもらってセックスしていたことは知っていたが、私が強制したことじゃない」と供述。夫も「本人が自発的に売春していただけです」などと話し、夫婦ともに容疑を否認しているという。引用:https://www.fnn.jp/articles/-/325143
【exciteニュース】2022年3月3日
「カネがなければ風俗で働け!」
生活に苦しみ、育児に悩んでいたシングルマザーは、極悪夫婦に洗脳され、3年近くにわたって売春などで稼いだ売上金1100万円を巻き上げられていた。
自宅に女性(26)を住まわせ、売春させたとして、東京都板橋区の無職、嵩原ゆき乃(33)と防水工で夫の優力(29)両容疑者が先月28日、売春防止法違反の疑いで警視庁保安課に逮捕された。
ゆき乃容疑者が被害女性と知り合ったのは、2018年2月。動画投稿サイトを通じて、女性から育児の悩みや、困窮する生活面での相談を聞くうちに、「行くところがないなら、うちに来なよ。子どもを預かるから。その間に充実した生活を送れるようにしなよ」と声を掛けた。
■都営住宅かの4畳半一間で家賃40万円のボッタクリ
女性は11月から嵩原容疑者夫婦と子どもが住む築約30年の都営アパートに転がり込み、2家族5人の共同生活が始まった。
「女性はゆき乃容疑者からアパートの1室、4畳半一間をあてがわれ、母子で生活していた。女性は当初、キャバクラ店で働いていたが、家賃数万円のアパートなのに、家賃として月に12万円を請求された。その後、家賃17万円に値上げされたため、女性はデリヘルで働いて何とか支払ったが、ゆき乃容疑者の請求はエスカレートし、家賃は40万円まで跳ね上がった。ゆき乃容疑者は19年5月、『売春したら』と持ち掛け、女性は仕方なくデリヘルの客と外で会って金をもらう、いわゆる『裏引き』をしたり、JR池袋駅周辺の路上で『立ちんぼ』をしたり、出会い系喫茶で客を見つけた。スマホに記録されているだけで598回分、861万7000円、すべて合わせると1100万円以上を稼いだが、そのほとんどをふんだくられた。夫婦はその金で高級ブランド品を買いまくり、高級国産車の維持費やローンの返済、本人たちの結婚披露宴の費用に充てていた」(捜査事情通)
女性は日中、ラブホテル街のある鴬谷や池袋に出掛けて売春をし、その間、ゆき乃容疑者が子どもの面倒を見ていた。
「料金は客によってバラバラで、1万2000円のこともあれば3万円を支払った客もいた。100万円以上稼いだ月もあったが、札びらはすべて夫婦に取り上げられ、残った小銭だけ渡されていた。所持金がほとんどなかったため、電車にも乗れず、女性は板橋から現場まで自転車で通っていた。満足な食事も与えてもらえず、お腹をすかせている女性を見かねた客が食事を買ってあげると、とてもおいしそうに食べていたそうです」(前出の捜査事情通)
3年が経った昨年11月、女性は知人から警察に相談できると聞き、板橋署に「居候している人に売春をさせられました」と、保護を求めた。
調べに対し、ゆき乃容疑者は「(女性が)お金をもらってセックスしていたことは知っていたが、私は強制していない。生活費としてお金をもらっていたことは間違いない」と供述しているという。
女性は「お金がなくて着る服もなくて、生活できる自信がないと思った。子どもを昼間預けているので、逃げられないと思った」と話しているという。骨の髄までしゃぶり尽くすとは、ヤクザ顔負けのあくどさだ。
引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Gendai_813662/
【FRIDAY DIGITAL】2022年3月1日
「カネがないなら身体で稼げ」
夫婦は同居するシングルマザーに、こう言って売春を強要。多額の「上納金」を納めさせ、2人で豪遊していたという――。
2月28日、警視庁保安課は東京都板橋区に住む防水工・嵩原優力(たけはら・ゆうき)容疑者(29)と妻ゆき乃容疑者(33)を、売春防止法違反(管理売春)の疑いで逮捕した。自宅アパートに一緒に住む26歳女性Aさんを、派遣型風俗店で働かせたり、池袋や鶯谷の路上に立たせ男性に声をかけさせていたとされる。
「Aさんと嵩原夫婦が知り合ったキッカケは、動画交流サイトです。夫婦はシングルマザーのAさんの育児相談に乗り、『働いている間はお子さんを預かるよ』『行くところがないならウチに住めば』と勧誘。同居を始めたのは、18年11月からでした。Aさんの3歳の子どもも一緒です。
当初Aさんは、近隣のキャバクラ店で働きながら夫婦と共同生活をしていました。しばらくすると、夫婦はAさんに家賃を要求。アパートの家賃は数万円でしたが、要求額は12万円、17万円、30万円、40万円とどんどん上がっていったそうです。Aさんが払えなくなると、夫婦は『身体で稼げ』と売春を強要するようになったとみられています」(全国紙社会部記者)
2年間で1100万円
調べによると、Aさんが売春を強要されていたのは19年7月から21年11月の約2年間。わかっているだけでも、売春の回数は600回近くにのぼる。Aさんの証言によると1100万円以上を稼いだが、その大半を「生活費」の名目で夫婦が受け取っていたという。
「夫婦は『アパートを出たら生きていけないだろう』『子どもの面倒をみているのはオレたちだ』などと言って、Aさんが拒否できないように洗脳していたようです。売春で多額のカネを得ても、Aさんに渡すのは小銭だけ。食事も満足に与えていなかったとか。
売春で得た多額の『上納金』の使い道を聞くと、呆れてしまいます。自分たちの結婚披露宴代、ブランド品や高級車の購入、ローンの返済などにあてていたそうです。警察の調べに対し、夫婦は容疑を否認。優力容疑者の供述は『本人が自発的に売春していただけ』。ゆき乃容疑者は、『売春していたのは知っていたが強要はしていない』と話しています」(同前)
Aさんは知人からのアドバイスを受け、21年11月に「居候している部屋の住人に売春させられた」と板橋警察署に相談。事件が発覚した。元神奈川県警刑事で、犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が語る。
「洗脳されたAさんは、冷静な判断ができなくなっていたのでしょう。要求額が吊り上がり自身の能力で払えなくなれば、たとえ子どもの面倒をみてもらっていても通常はおかしいと感じるはずです。今回は相談できる知人がいたので、夫婦の犯行が明るみになった。孤立無援の状態で洗脳されれば、表に出ないケースも考えられます」
Aさんと3歳の子どもは、警察に保護され施設で生活している。
引用:https://friday.kodansha.co.jp/article/232346
【日刊スポーツ】2022年3月1日
居候していた女性(26)に売春させたとして、警視庁保安課は1日までに売春防止法違反(管理売春)の疑いで、いずれも東京都板橋区双葉町の無職嵩原ゆき乃容疑者(33)と防水工で夫の優力容疑者(29)を逮捕した。ほとんど現金を与えず、女性の子ども(3)の面倒も見ており、同課はマインドコントロール(洗脳)状態にしていたとみている。
同課によると、夫婦は女性にホテルなどで少なくとも約600回売春させ、売り上げ約860万円のうち大半を受け取っていたとみられる。いずれも「強制していない」などと容疑を否認している。
2018年2月に動画投稿サイトを通じて、ゆき乃容疑者が女性と知り合い、育児などの相談を受けるようになった。夫婦は同11月から女性や子どもと同居を始めたが、次第に高額な家賃や高級車代などを請求するようになり売春させていた。女性が警視庁に相談して発覚した。
逮捕容疑は19年7月~21年11月、女性に不特定多数の客と売春させた疑い。
引用:https://www.nikkansports.com/general/news/202203010000442.html
事件の概要
東京都板橋区双葉町の無職、嵩原ゆき乃容疑者(33)と夫の防水工、嵩原優力容疑者(29)が、自宅に住まわせた知人女性に売春させ、売り上げを納めさせていた疑いがあります。
2022年2月28日に警視庁保安課と板橋署によって、売春防止法違反(管理売春)の疑いで逮捕されています。
事件の犯人
事件の被害者
生活に困っていたシングルマザー(26)
なお女性には3歳の息子がいます。
事件の時期
2018年2月に被害女性に接触、2018年11月には同居・売春をさせていたとしています。
なお逮捕容疑は、2019年7月13日から2021年11月8日まで(約2年4か月)の間に、被害女性を売春させていた容疑です。
事件の方法
ゆき乃容疑者がインターネットの動画投稿サイトを通じて被害女性に接触、SNSで連絡を取り合う仲にまでなります。
被害女性は育児の悩みがあるほか、仕事もなく住む場所に困っていました。
そこで「行くところがないなら、うちに来なよ」と、容疑者との同居を勧められました。
被害女性が住み始めてからは、家賃や生活費などと称して被害女性から現金を要求。
当初は数万円だった家賃が、12万円、17万円、30万円、40万円と値上げされていきました。
(住まいは都営住宅で、実際の家賃は数万円程度)
当初は女性をキャバクラで働かせていたが、「金がなければ風俗で働け」と、被害女性に池袋の路上で男性に声を掛けさせるなどして売春させています。
(鶯谷のデリバリーヘルス、池袋の出会いカフェやJR池袋駅周辺の路上で立ちんぼ、デリヘル客の裏引き等)
料金は1万2,000円や3万など客によってバラバラ、月100万円以上稼ぐことも
自宅から近い池袋の繁華街などに立って売春相手の客を取らされ、持ち帰った売り上げは夫婦が管理する関係になりました。
スマホに残っていたデータによると、598回売春を行い、861万7000円の売り上げを上げています。
最初は売り上げの2割を納める形であったが、最終的には売上金のほぼ全てを2人に納め、そのたび1,000円以下の小銭しか渡されなかった(取り分は売春1回で1000円ほど)と報道されています。
容疑者らは、結婚披露宴代やブランド物・高級車の購入費用などに充てたとしています。
被害女性は所持金がほとんどなかったため、電車にも乗れず自転車を活用していたとも
また「アパートを出たら生きていけないだろう」「子どもの面倒をみているのはオレたちだ」などと言って、被害女性が拒否できないように洗脳。
女性を金銭的・心理的に困窮させることで、「ここに住むしかない」という気持ちにさせ、マインドコントロールをしていたとみられています。
被害女性は、
「働いている間は子供を2人に預けているので、1人では逃げられないと思った」
「仕事中は子どもの面倒を見てもらっていた。家を出て生活する自信がなかった」
などと話しています。
事件の動機
ゆき乃容疑者「売春していたことは知っていたが強制していない」
優力容疑者「私と妻は売春させていない。本人が自発的にしていただけ」
と容疑を否認しており、動機は調査中です。
事件の場所
池袋の路上で男性に声を掛けさせるなどして売春。
被害女性は、容疑者宅の都営アパートに住まわせています。
(築30年ほどの古い物件で間取りは3K(または3DK)、被害女性らには一番小さな4畳半の部屋で住んでいたと報道にあります)
事件発覚のきっかけ
2021年11月、知人のすすめで被害女性が板橋署に「居候していた家の住人に売春をさせられた」と保護の相談をし、事件発覚につながっています。
知人のすすめがなければ、売春は続いていた恐れもあります。
世間の声
シングルをサポートしてやれる制度したら、ちっとはよくなるんじゃないかな。悩んでる人はいくらでもいる
通常ならいくらでも逃げられそうに思うけど、支配されて正常な判断ができなくなってたんだろうね。
この容疑者夫婦に預けられていた子どもも心配。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/c7703e4ec592c076a12ff7da6047ec69bfa91d71